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【情報メモ】終盤戦にあった米国の訴訟は一旦中断 アルゼゲーミング社の破産で
米国の裁判所は、ユニバーサルエンターテインメントとアルゼゲーミングおよび岡田和生氏の間で2018年から続いてきた訴訟を、一旦中断すると決めました。これは、アルゼゲーミングが現地でChapter11――連邦破産法11条にもとづく手続きに入ったことを受けた措置です。 アルゼゲーミングは2023年2月に入ってすぐ手続きに入っていました。詳しくは下記の記事をご覧ください。 裁判所から出たアナウンスの概要 法律上、債務者が破産のための申し立てをした場合、「債務者に対する司法、行政、その他の措置または手続きの継続」は ...
岡田和生氏率いるアルゼゲーミング社が米国で連邦破産法11条の適用を申請
ユニバーサルエンターテインメントと法廷闘争を繰り広げていたアルゼゲーミング社が、米国でChapter11――連邦破産法11条にもとづく手続きに入ったと報告しました。米国のChapter11は会社の再建を前提にした手続きですが、アルゼゲーミング社が破産という深刻な状況におちいった事実に違いはありません。 画像はアルゼゲーミングのFacebookから 破産の元凶は岡田和生氏 金融危機が起きたわけでもないのに、アルゼゲーミング社はなぜこのタイミングで破産したのか? 当のアルゼゲーミングはこのたびの手続きについ ...
「オカダマニラ事件」の余波 このトラブルも岡田和生氏の狙いだったのか?
岡田和生氏とその一派がフィリピンのリゾート施設・オカダマニラを不法に接収した2022年5月31日の事件は、ユニバーサルエンターテインメントグループにもうひとつまったく別のトラブルをもたらす契機になっていました。事件をきっかけにして起きたトラブルは、ユニバーサルエンターテインメントが6億米ドル超の事業資金を調達するために発行していた私募債をめぐるもの。私募債を引き受け、資金の出し手となった投資家に言わせると、オカダマニラで起きた事件は「契約書で定めていた重大なイベントにあたる」とのことで、ユニバーサルエンタ ...
フィリピン国家警察が岡田和生氏を逮捕 オカダマニラをめぐる事件は佳境に
ユニバーサルエンターテインメントグループの運営するリゾート施設・オカダマニラに乗り込んだ岡田和生グループが、力ずくで施設一帯を支配したことからはじまった「占拠事件」。この一件に関連して、岡田和生氏が現地・フィリピンで逮捕されました。 画像はTwiterから ユニバーサルエンターテインメントグループの説明によれば、逮捕に至ったのは現地時間で2022年10月17日の午前5時40分のこと。岡田和生氏は日本を出た飛行機でフィリピン・マニラに降り立ったところ、まもなく同国の国家警察によって逮捕されたということです。 ...
もとの写真はOkada Manila公式Twitterから いつもと同じように営業を続けていたリゾート施設の中枢に、徒党を組んだ集団が突如乗り込み、施設一帯を一気に占拠した――。まるで事情を知らない人が聞けば、漫画やドラマのワンシーンを思い浮かべそうな話ですが、これこそ2022年5月31日に、ユニバーサルエンターテインメントグループの所有するオカダマニラで起きたことです。 この日を境にはじまった、岡田和生グループとユニバーサルエンターテインメントグループの新たなせめぎ合い。その全体像を、ここにまとめました ...