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「オカダマニラ上場」を約束したパートナーシップに亀裂 その根幹にあるモノ
米国ナスダックに上場する26Capital社をパートナーにすえて、「オカダマニラ擁する統合型リゾート事業の上場」を実現するはずだったユニバーサルエンターテインメントのプランは、幻に終わりそうです。このプランはこれまで、ユニバーサルエンターテインメントと26Capitalの双方が協調して取り組んでいるものと考えられてきましたが、足元では物議をかもすような内幕が明らかになりつつあります。 パートナーシップを組んだ両者が法廷で対立 これまで26Capitalとユニバーサルエンターテイメントは、特別買収目的会社― ...
【情報メモ】2023年開催ユニバーサルエンターテインメント株主総会要旨
2023年3月30日に開催されたユニバーサルエンターテインメントの株主総会は、次のような内容でした。 国内外の事業などに関する説明 ユニバーサルエンターテインメントグループの中核事業・オカダマニラについては、2022年12月期に「過去最高の業績を達成した」との報告がありました。 国内遊技機事業 パチスロ機においては、2022年から新基準6.5号機とスマートパチスロが導入された 6.5号機ならびにスマートパチスロは、導入以降パチンコホールの期待に応える稼働を見せており、新台入れ替えの軸はパチンコ機からパチス ...
日本の税務当局が、岡田和生氏の資産を差し押さえている。こんな現実があることを確認しました。 当局が差し押さえているのは、2004年に岡田和生氏が取得し、いま現在は岡田美術館の敷地として使われている箱根の土地です。 届け出では、問題の土地を2022年7月28日に東京国税局が「滞納処分」の名目で差し押さえたこと、それとこの差し押さえには箱根町と渋谷区というふたつの地方自治体まで参加していることが明確になっています。 岡田美術館に影響は? 国税が差し押さえている土地は岡田和生氏個人のものであっても ...
ユニバーサルエンターテインメントに100億円超の報酬を請求した弁護士が事実上の白旗
まるで、腕っぷしにモノを言わせてカツアゲするつもりだったチンピラが返り討ちにあったような幕切れです。ある案件に関連して、荒井裕樹弁護士とユニバーサルエンターテインメントの間で続いてきた法廷闘争は、未払いになっている報酬を請求するとして訴訟をはじめたはずの荒井弁護士が、ユニバーサルエンターテインメントに解決金を支払う・・・・・・・と約束することで決着しました。 提訴で攻勢に打って出た本人が解決金を支払った不思議 かつては「法律事務を担当する弁護士とその委託元」という関係にあった、荒井裕樹弁護士とユニバーサル ...
【情報メモ】終盤戦にあった米国の訴訟は一旦中断 アルゼゲーミング社の破産で
米国の裁判所は、ユニバーサルエンターテインメントとアルゼゲーミングおよび岡田和生氏の間で2018年から続いてきた訴訟を、一旦中断すると決めました。これは、アルゼゲーミングが現地でChapter11――連邦破産法11条にもとづく手続きに入ったことを受けた措置です。 アルゼゲーミングは2023年2月に入ってすぐ手続きに入っていました。詳しくは下記の記事をご覧ください。 裁判所から出たアナウンスの概要 法律上、債務者が破産のための申し立てをした場合、「債務者に対する司法、行政、その他の措置または手続きの継続」は ...