韓国において、ユニバーサルエンターテインメントグループから岡田和生氏に対して提起していた訴訟で、一審判決が下っていたことを確認しました。
訴訟の概要 |
訴訟提起の日付 | 管轄の裁判所 |
2019年7月31日 | 仁川地方院 |
原告 | 被告 |
ユニバーサルエンターテインメントコリア | 岡田和生 |
訴訟の内容 | |
ユニバーサルエンターテインメントの子会社・ユニバーサルエンターテインメントコリアが、岡田和生氏を相手取ってはじめた訴訟。原告は、被告に17万3562.23米ドルの賠償金を支払うよう求めている。この賠償請求は、2014年にオカダホールディングスコリア(=岡田和生氏個人の会社)が韓国外換銀行から融資を受けたとき、担保の提供と利払いをユニバーサルエンターテインメントコリアに肩代わりさせていたことに起因する。リンク先の訴訟(α)に該当。 |
一審判決の内容
ユニバーサルエンターテインメント陣営が東京地方裁判所に報告した内容によれば、一審判決の結果は次の通りです。
- 判決が出たのは2020年12月22日
- ユニバーサルエンターテインメントコリアが勝訴
- (会社陣営が請求していた賠償内容のうち)遅延損害金の請求以外は認められた
つまるところ、ユニバーサルエンターテインメントグループから岡田和生氏に請求していた17万3562.23米ドルの賠償金は、全額が認められたということになります。
なお、岡田和生陣営は韓国で控訴の手続きを済ませたそうなので、おそらくいま現在は高等法院で訴訟が係属していると考えられます。
韓国の訴訟については、過去にこちらの記事でもふれています。
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訴訟の舞台は韓国にまで拡大 岡田和生氏がさらに賠償の請求を受ける
ユニバーサルエンターテインメントは、韓国でも岡田和生氏に訴訟を提起していたようです。これで会社側が氏の問題行為を追及するのは、6カ国目。これまで岡田和生氏は、自分自身の不正や疑惑の類を一切認めていませ ...
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