遊技機メーカーとして知られるユニバーサルエンターテインメント社と、その創業者である岡田和生氏に関わる一連のトピックを追いかけております。 ​

ユニバーサルエンターテインメントの経営騒動に潜む闇

別の事件とのつながり

ストリーム相場操縦事件に有罪判決 キナ臭さが増す「岡田和生人脈」

株式会社ストリームの株価を不正につり上げたとして逮捕・起訴されていた佐戸康高被告に、有罪判決が下りました。事件は、2014年に実行されていたものです。同じ年に佐戸被告は、なぜか岡田和生氏とも金融取引の契約を交わしていました。

この記事のあらすじ

  • 証券取引等監視委員会が2017年に告発していた相場操縦事件に有罪判決
  • 事件の犯人は相場操縦を仕掛けた2014年に、岡田和生氏と金融取引を交わしていた
  • 岡田和生氏の人脈について考察する

いまだ謎の多い人付き合い

事件の判決については、大手のメディアが次のように報じています。

朝日新聞から

金融取引商品取引法違反(相場操縦)の罪に問われた投資会社代表・佐戸康高被告(60)に対し、東京地裁は31日、懲役3年執行猶予5年、罰金4千万円、追徴金3億7280万円(求刑懲役5年、罰金4千万円、追徴金5億5526万円)の判決を言い渡した。

引用元:株価不正つり上げ、有罪判決

司法の場でこういった判決が出た以上、改めて注目せざるを得ないのは、岡田和生氏の人脈でしょう。なぜ氏は、佐戸康高被告のような人物と関わりを持ったのか? この謎は、これまでわかっていることを拾い上げてもいまいち解けません。

※下記の時系列は、項目ごとにある見出しを押せば内容の詳細が読めます。

ストリーム株式の相場操縦があった2014年の主な動き

2014.1.14

ストリームが新株割当で資金調達する旨を公表

この日、ストリーム社が資金調達プランを公表。このプランは、香港にあるLicheng (H.K.)Technology H ...

2014.1.30

新株および新株予約権割当による資金調達が完了

この日ストリーム社は、1月14日に公表していた内容通り、リシェンが資金の払い込みを済ませたと発表する。しかし、この発表は ...

2014.2.13~30

この期間に相場操縦(その1)が実行される

相場操縦が確認された時期については、証券取引等監視委員会が2017年11月に公表した。証券取引等監視委員会は、2016年 ...

2014.5.22~28

この期間に相場操縦(その2)が実行される

相場操縦が確認された時期については、証券取引等監視委員会が2017年11月に公表した。

2014.6.25~27

この期間に相場操縦(その3)が実行される

相場操縦が確認された時期については、証券取引等監視委員会が2017年11月に公表した。

2014.7.17~24

この期間に相場操縦(その4)が実行される

相場操縦が確認された時期については、証券取引等監視委員会が2017年11月に公表した。

2014.10.10

SJIが架空取引の問題を公表

この時点でSJI社は、架空取引に関与していた疑いがある人物として李堅氏を挙げていた。

2014.10.16

岡田和生氏が佐戸康高氏を交えた三者間契約に至る

当時岡田和生氏が代表を務めていたオカダホールディングスと、佐戸康高氏が率いるダイマジン・グローバルと、李堅氏のSJI香港 ...

2014.11.24

岡田和生氏が李堅氏に1億3500万香港ドルを貸付

この貸付は、岡田和生氏がユニバーサルエンターテイメントグループから追い出されるきっかけになったもの。厳密には、岡田ファミ ...

ストリームをめぐる相関図

ZAITENの誌面から。

佐戸被告との関係について、岡田和生氏はその昔、雑誌の取材に対し代理人を通じて

そもそも(ダイマジン関連の)複雑な取引が理解できず、荒井弁護士と管理本部長に相談して決めたので問題ないと思っていたし、佐戸被告については名前も記憶になく会ったこともない

と回答していました。大半は荒井裕樹弁護士などに任せていたので、佐戸被告の素性など、詳細はまったく把握していなかったというわけです。

岡田和生氏の話はウソが多いだけに、本当のところはわかりません。ただ、もし仮に氏の弁解が事実であったとしても、不可解な点は残ります。そのひとつは、岡田和生氏の人付き合い、とくに荒井裕樹弁護士との関係です




思い起こせば、岡田和生氏がユニバーサルエンターテインメントグループから追い出されるきっかけになった、不正な取引の貸付先になった李堅氏も、元々は荒井弁護士からの紹介という話でした。李堅氏といえば、2010~2013年の間に多数の架空取引を繰り返していたとして、自らが創業したSJI社から追放されることになった人物です。

こうして振り返ると、岡田和生氏は過去、荒井弁護士から立て続けにいわつくつきの人物と引き合わされたような格好になっています。岡田和生氏の立場からすれば、荒井弁護士に対して不信感を持ったり、距離を置いたりして当然、と考えられそうですが、これまでのところそうはなっていません。ふたりの関係は続いています。たとえば2018年の終わりごろには、次のような報道がありました。

FACTA 2019年1月号から

11月14日夜、岡田氏と荒井氏の姿は東京・麻布十番の路上にあった。目撃者によると、メインストリートに面した海鮮料理屋を出たところらしく、2人ほどの同行者がいた。和気あいあいとした様子だったという。

引用元:カジノ王・岡田が「肉弾突撃」

さらにこのほか、いまだ係争中の訴訟のなかでは、ふたりが共闘するような様子もうかがえます。

岡田和生と荒井裕樹の関係

岡田和生氏が公表した、訴訟用の準備書面。このなかには荒井弁護士の主張として、「岡田和生氏がユニバーサルエンターテインメントから追放されたのは不当に仕組まれたモノである」といったニュアンスの(的外れな)文面が見つかる。そして他方、岡田和生氏も、別件の訴訟のなかで荒井弁護士を支援するような陳述書を出していたりする。

なぜ、岡田和生氏は荒井裕樹弁護士と密な関係を続けるのでしょう?

このあたりについて考えられる可能性のひとつは、岡田和生氏と荒井弁護士のふたりには、共同戦線のようなものを張らなければならない特別な事情があるということ。何か、まだ明らかになっていない秘密のようなものが隠されているように感じます。

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