ユニバーサルエンターテインメントの現体制に対していまなお批判を続ける岡田和生氏が、Twitter上で「ユニバーサルエンターテインメントから、オカダマニラを売却する話が出ている」といったコメントをしました。オカダマニラといえば、ユニバーサルエンターテインメントがフィリピンにおいて2017年から営業をはじめたIRリゾート施設です。果たして、これは事実なのでしょうか?
判定:「オカダマニラの売却話」はフェイク
結論から述べると、岡田和生氏の投稿(※上に掲載したツイートが実物)はフェイク、つまりデタラメです。
ユニバーサルエンターテインメントは、オカダマニラを売りに出していませんし、売りに出す予定もありません。当方が同社のウェブサイトから岡田和生氏の当該投稿について問い合わせたところ、下記の回答をいただいています。

ユニバーサルエンターテインメントからの回答
そしてまた、岡田和生氏の投稿に添付された「FOR SALE」なる情報の出どころが、インターネット上の非正規なものに過ぎないことも、当方のリサーチでおおかた突き止めています。
①Googleから見つかるリンクにおいて画像2点とテキストが一致
②当該URLはリンク切れ(?)のため、実物は確認できず
③その代わり、この手の話がネット上に氾濫していることを確認
仮にオカダマニラのような事業の売却案件が動く場合、こんなふうにして現地の不動産業者(を名乗るモノ)が情報をネット上でおおっぴらにして、不特定多数に取引を持ちかけることなどありません。
岡田和生氏が取り上げたような、出所のわからない、疑わしい話に直面したとき肝要になるのは、情報の受け手がまずしっかり立ち止まること、そして情報を精査することです。くれぐれも、鵜呑みになさらぬように。
……いや、それにしても、岡田和生氏はどれだけウソを繰り返すのでしょうね。
岡田和生氏がいかにウソを繰り返しているか、このあたりについては下記の記事をご覧ください。
「人の考えを本当に理解したいなら、彼らの言葉ではなく、行動に注意を払え」――。こんな教えを遺した哲学者が生きた時代は、いまから4世紀近く前になりますが、この言説の妥当性はいまなお何ら変わりないのではな ... 事実が何であるか見定めること、見定めようとすることは、あらゆる局面で重要な行程です。もちろん、予測することや想像することも役に立ちますが、事実をおざなりにしていたら、そのぶん実態を見誤ることになりかね ...
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自分が「風説の流布」に該当しかねない行動をとっているという認識はお持ちなのでしょうか?
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