【随時更新中】人物、用語説明

順不同、敬称略

岡田和生

株式会社ユニバーサルエンターテインメントの創業者。

李堅

システム開発会社、SJIの創業者。SJIで明らかになった架空取引などの不正行為を主導していたため、調査が進むなかで、同社におけるすべての役職を退任した。SJIが公表した調査報告書では、李堅氏がなぜ不正に手を染めたか、その動機についてもふれられており、金策の面で自転車操業の状態にあったことをうかがわせた。当時、借入総額は少なくとも30億円ほどになっていた一方、収入は役員報酬のみで、実質債務超過にあった、との指摘もある。しかし、こういった状況にありながら、これほど大きな借入をなぜロールオーバーし続けられていたのか、借入先は氏の返済能力を疑問視しないのか、判然としない感もなくはない。

OHL

Okada Holdings Limited(=オカダホールディングス)。香港の法人で、岡田和生氏が自身と家族の資産管理のために立ち上げたもの。保有資産のほとんどはユニバーサルエンターテインメントの株式で、その持ち分は68%近くになる。同社の支配株主。OHLの株主構成は、岡田和夫氏が約46%、長男の知裕氏は約43%、長女の裕実氏は約9%、残りの1%以下は妻の幸子氏というバランスになっている。

UEC

株式会社ユニバーサルエンターテインメント。以前の社名はアルゼ。日本国内ではパチンコやパチスロ機器の製造・販売を手がける。近年注目されつつあるのは、フィリピンで開業したカジノを含む統合型リゾート「Okada Manila」の運営事業。

TRA

Tiger Resort Asia Limited(タイガーリゾートアジア)。ユニバーサルエンターテインメントの子会社。香港法人。

SJI

現社名はカイカ。システム開発会社。李堅氏が創業した。いまもジャスダック市場に上場する。2013年2月に子会社のSJI香港が、Okada Holdings Limitedから18億円を借り入れていたことが明らかになっている。2014年10月には、当時代表取締役を務めていた李堅氏の主導で繰り返されていた架空取引などが発覚。問題の調査結果として、第三者委員会、社外委員会、社内調査委員会による3つの報告書が公表されている。

キング・テック

OHLから18億円の融資を受けたSJI香港が、その資金の一部にあたる8億円を又貸しした先。しかし、その貸し付けはキング・テックの財務諸表に反映されなかったとの指摘もある。SJIとは何かとつながりがあり、2009年11月には香港の子会社がSJIの新株を引き受け、8億2500万円を出資。また、2010年7月ごろから始まったSJIの架空取引では、当時キング・テックの代表取締役であり、SJIの社外取締役も兼任していた人物が李堅氏の協力要請に応じ、会社として加担していた。このことは第三者委員会の調査報告書で明かされている。なお、当該人物にはリミックスポイントの社外取締役を務めた過去もある。

弁護士

某発明の対価訴訟でその名が知れる。かつてUECの代理人を務めていた。2013年7月から、SJI香港の董事(=取締役に相当)を務めたこともある。少し前にはこの人物が執筆した“空売りレポート”が一部で話題になった。

佐戸康高

OHLからSJI香港への貸し付けを巡る取引のなかで登場した人物。2017年10月に相場操縦の罪で逮捕、のちに起訴されている。過去には、リミックスポイントに在籍、のちに取締役も務めたほか、安愚楽牧場の問題において外部コンサルタントとして関わったことなども一部に知られている。

ARUZE GAMING AMERICA, INC.

カジノ向けゲーミング機器の製造・販売を手がける企業。UECの旧社名、アルゼの名を冠するものの、両社にはすでに資本関係はない。2009年に岡田和生氏がAGAの株式すべてを買い受けている。

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