岡田和生氏、日本メディアにカジノを語る

2018年7月20日にIR実施法案が可決、成立したことで、カジノを含んだ統合型リゾート、いわゆる「IR」の事業化に向けた動きは日本でも本格化しつつあります。IRの誘致に積極的な姿勢を見せる日本各地の自治体。事業者として関心を示している海外企業。どこに、誰が、どんな施設を。そんな話が具体化してくる日も、そう遠くはないでしょう。さて、こうしたなか、カジノビジネスに精通する存在として、岡田和生氏がIR専門誌のインタビューに登場しました。
岡田和生氏がIR専門誌のインタビューに登場

​日本版IRのビジネスについて見解を披露


氏のインタビューを掲載したのは、2018年11月29日発売の週刊ホテルレストラン別冊「IR Vol.3」。今回はあくまでIRに関するインタビュー、ということで経営騒動への言及は一切ありません。岡田和生氏がカジノビジネス、カジノマーケットに関する見解を語りつつ、日本のIRのあり方について、自身の考えを披露する内容になっています。世界という観点で見ると、後発になる日本のIRで必要になるものは何か。そんなお話です。国ごとによって異なるカジノマシンの事情や傾向に関する言及もあるので、IRについて理解を深めたい方は手にとってみてはいかがでしょう。

また、同誌では、先に開催された「ツーリズムEXPOジャパン2018」の模様を報じるなかで、ユニバーサルエンターテインメント(UEC)が関係会社を通じて経営する統合型リゾート「Okada Manila(オカダマニラ)」のことも取り上げています。内容は主に、オカダマニラの代表取締役社長が同リゾート施設の特徴について語るものですが、記事の扱いは上記のインタビューに比べると小さめです。ただ、​関連資料として掲載された、オカダマニラが擁する約1000部屋の内訳(ルームタイプ別の客室数や広さなど)がわかる一覧表は、ひょっとすると初出になるのかもしれません。

オカダマニラが擁する約1000部屋の内訳一覧表

なお、週刊ホテルレストラン別冊「IR Vol.3」は、業界専門誌であるため、一般の書店で在庫を置いていることはほとんどないそうです。発行元のオータパブリケイションズに注文するか、amazonからご購入ください。



(こちらはバックナンバーです)

裏話

人づてに聞いたところによると、当日インタビューに立ち会った出版社の担当者いわく、岡田和生氏は「おだやかなおじいさん」で、経営騒動については「大塚家具のような親子問題」だそうです。
しかし、どうでしょう? 前者の人物評はともかくとして、後者の論評については、当サイトで綴ってきたことと、ずいぶん差があると感じられる方が大半ではないでしょうか。……実は、何を隠そう、こういった話を人づてに聞いたことこそ、当サイトを立ち上げたきっかけだったりします。
マスコミという立場にありながら、事実を知ろうともしない怠慢ぶり。この手の思い込みが世間に蔓延している可能性。そんなことにいらだちをおぼえてスタートしたのが、当サイトなのです。UECの経営騒動を説明するにあたって、大塚家具を例に挙げたのも、こういう理由からでした。

【導入1】経営騒動で焦点になっているのは複数の不正行為
ユニバーサルエンターテインメントの創業者である岡田和生氏がすべての役職を解かれ、経営の実権を手放していることについて、「大塚家具で起きていた親子の問題と変わりない」と考えている方は少なくないのかもしれません。しかし、その発端は氏の不正疑惑です。

当サイトを手がけるにあたって大切にしたのは、事実を整理して並べていくということ。何かの話を取り上げるたびに、具体的な情報ソースを提示しているのもそのためです。ウソ偽りのない話を、お届けしたいと思っています。

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