岡田和生とはいかなる人物なのか? 取材を重ねてきたなかで注目したのは、「言葉」です。これまで、さまざまな場面で岡田和生氏が口にしてきた言葉の数々を集め、披露していきます。
言葉が浮き彫りにする岡田和生の人物像
ユニバーサルエンターテインメントグループで発覚したありとあらゆる問題について、岡田和生氏は一貫して「自分に責任はない」旨を訴えてきました。すべては自分の知らないところで起きていた話であり、「部下が勝手にやっていたこと」だと。こうした主張は、いまもなお氏の公式サイトに並んでいます。
しかし、現実がどうだったかといえば、そんなことはありません。岡田和生氏は、そもそも部下にそんな裁量権を与えていなかったのですから。こうした実態を象徴するものとしてご覧いただきたいのが、今回取り上げた言葉です。
この言葉は、岡田和生氏から部下に対して釘をさす意味で用いられていました。
こんな具合に。

※画像はSMSのやりとりを再現したものです。裁判所に提出されていた証拠写真をもとにしました。
この言葉を見れば、これまで岡田和生氏が表舞台で繰り返してきた「知らなかった」という説明が、いかに空虚なものであるか、一目瞭然でしょう。
普段はこうやって常に自分の指示を仰ぐよう部下に命じておきながら、いざというときには部下にすべてを押しつける。岡田和生氏がやっていることというのは、つまりこういう責任転嫁なのです。
こういった言い逃れをしている岡田和生氏に対して、裁判所ではユニバーサルエンターテインメント側からさまざまな「動かぬ証拠」が提示されています。ご興味のある方は、下記の記事をご覧ください。
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疑惑は黒か白か――岡田和生氏が抱える訴訟のいま
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2003年に出版されたこの本でも、岡田和生氏の徹底した指揮監督ぶりは指摘されていました