遊技機メーカーとして知られるユニバーサルエンターテインメント社と、その創業者である岡田和生氏に関わる一連のトピックを追いかけております。 ​

ユニバーサルエンターテインメントの経営騒動に潜む闇

訴訟と捜査の現場から

【情報メモ】岡田和生氏がフィリピンで進めてきた法的手続きの終結を確認

フィリピンの控訴裁判所のウェブサイト

画像は控訴裁判所のウェブサイトから

フィリピンの控訴裁判所のウェブサイトにアクセスし、資料にあたっていたところ、岡田和生氏が現地で繰り広げていた訴訟に、結論が出ていたことを確認しました。氏の主張は、2020年9月と2021年2月の2度に渡って控訴裁判所で退けられており、この訴訟はこれで終結したものと考えられます。

この訴訟は、ユニバーサルエンターテインメントの関係会社・Tiger Resort Leisure Entertainment社(TRLEI)と、その関係者複数名を相手取っていたものです。岡田和生氏は、自分を会社の取締役から解任したことは法律違反であるとしてこの訴訟をはじめていました。

訴訟の概要
訴訟提起の日付 管轄の裁判所
2018年8月29日 フィリピンの地方裁判所→控訴裁判所
原告 被告
岡田和生 Tiger Resort Leisure & Entertainmentほか
訴訟の内容
自分を会社の取締役から解任したことは法律違反であるとして、岡田和生氏が提起した訴訟。氏は、このなかで解任の無効化を求めた。被告には、Tiger Resort Leisure & Entertainmentのほか、ユニバーサルエンターテインメントグループの取締役などの名前が挙げられている。この訴訟の第一報があったのは、2018年9月。リンク先の訴訟(G)に該当。

参考までに控訴裁判所から出た文面を掲載しておくと、こんな内容になっています。

2020年9月24日付けの書面
意訳:本審査請求は、認めるに足る要因がないため却下する。この事件についてパラニャーケ地方裁判裁判所第258支部が2018年11月16日に却下していた命令を(当裁判所も)容認する。


2021年2月19日付けの書面
意訳:我々は、岡田和生が2020年9月24日の決定を覆すのに十分な新事実を提示しなかったことに留意する。再考の申立書を徹底的に調べたところ、岡田和生は従来の主張を繰り返しただけである。

以上のことから、再考の動議は却下される。

なお、岡田和生氏は、この訴訟と似たような文脈で、過去にユニバーサルエンターテインメントグループの関係者を複数名、現地で刑事告訴したこともわかっています(※リンク先の訴訟(H)参照)が、民事訴訟でこうした結論に至っていることの意味は大きいと考えられます。おそらく、岡田和生氏の請願に応じて捜査当局が動くことは今後もないでしょう。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

社会・経済ランキング
いっそうの認知度向上のため、クリックをお願いします。

-訴訟と捜査の現場から
-,

© 2022 ユニバーサルエンターテインメントの経営騒動に潜む闇