2017年12月27日から続く訴訟において、この日、裁判所は岡田和生氏に新たな命令(=法廷での呼び名は「the 2nd Injunction Order」)を下した。
命令のうち、ひとつは、岡田和生氏がユニバーサルエンターテイメントグループから流出させた1億3500万香港ドルに絡む資産保全命令。裁判所はこの命令によって、岡田和生氏からユニバーサルエンターテイメントグループへの弁済を、あらかじめ確実なものにしようとしていることがわかる。
また、この日出たもうひとつの命令では、「オカダホールディングスから岡田和生個人の銀行口座に流れた資金はどこにあるのか、何に使ったのか」、その詳細を開示するよう、岡田和生氏に迫った。