株式に関する一連の経緯が訴訟のなかで明るみになっても、岡田和生氏の陣営はいくらかの反論を続けました。しかし、結局のところ、岡田知裕名義の株式が俗に言う「名義株」だとする明確な証拠は何ひとつ提示しないままです。そしてしばらくすると、なぜか岡田和生氏の代理人を務めていた弁護士たちが一斉に辞任する、という事態になりました。
自分のためなら、どんなウソや汚い手も使ってきた岡田和生氏のことです。弁護士たちに無理難題をふっかけたところで、愛想をつかされたのかもしれません。
岡田和生氏は、後任の弁護士を見つけられていないこともわかっています(2022年4月上旬時点の話)。
-
【短信】岡田和生氏の代理人弁護士が一斉辞任
ある訴訟で岡田和生氏の代理人を務めていた日本の弁護士3名が、2022年1月25日にそろって辞任していたことを確認しました。 これまでのところ新たな代理人は選任できておらず、この訴訟に関する手続きについ ...
知裕氏の名義になっている株式が、岡田和生氏の言うような「名義株」ではないとはっきりした以上、岡田和生氏の復権は完全にありえません。今後、ユニバーサルエンターテインメントの経営が同氏によっておびやかされるようなことは、万が一にもないでしょう。
ウソやデタラメを繰り返してきたのだから、岡田和生氏がこういった結果に終わるのは当然の帰結、なんて見方もあるかもしれません。しかし、これはそもそも、ユニバーサルエンターテインメントで自浄作用が働いた結果であるということをお忘れなく。
とりわけ強調しておきたいのは、同じ「岡田」姓を持つ立場であっても、父と子では、信念に大きな違いがあったということ。会社にたずさわる人間として、覚悟を持って、恥じない行動をしてきたのは、まぎれもなく知裕氏のほうです。
※Eメールタイプのamazonギフトでご支援くださる方は、
-
送ってくださるamazonギフトの金額(15円以上1円単位で自由に設定できます)を、「金額」欄に入力
-
「受取人」欄に present@nobodycancool.com というメールアドレスを入力してください。
にほんブログ村
社会・経済ランキング
いっそうの認知度向上のため、クリックをお願いします。