「オカダマニラ擁する統合型リゾート事業の上場」が破談になると決まったあとの進展は、これまでのところ限定的です。この件にいつ最終的な決着がつくのか、はっきり見通せない状況が続いています。
上場スキームに関連した契約の当事者にあたる、ユニバーサルエンターテインメントグループと26 Capital社の双方は、2023年11月9日に和解し、互いに矛をおさめることで合意しました。ところが、この上場スキームに深く関与していたZama Capital社(の代表=Alexander Eiseman氏)が単独で和解に反対し、妨害をはじめたのです。
次のタイムラインをご覧いただくとわかるように、Zama Capitalによる妨害は多岐にわたります。これらにより、ユニバーサルエンターテインメントグループと26 Capitalの間でまとまった和解は事実上、機能不全の状態にあります。
Zama Capitalによる妨害
この記事をまとめるに
あたって参考にした資料
- デラウェア州の裁判所が公表した各種書面
- ニューヨーク州の裁判所が公表した各種書面
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