遊技機メーカーとして知られるユニバーサルエンターテインメント社と、その創業者である岡田和生氏に関わる一連のトピックを追いかけております。 ​

ユニバーサルエンターテインメントの経営騒動に潜む闇

追われた創業者の足跡

「岡田和生の七不思議」―渦中の本人に問うならば

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岡田和生氏自らインターネットに顔出しするようになってから口にしたことといえば、自分自身を追いやった人たちに対する非難が大半です。どうも「すべては自分を追い出すための陰謀である」といった主張を展開したいようですが、果たしてそうでしょうか? 控えめに言っても、岡田和生氏にまつわる数多の疑問、難問は転がったままになっている、というのが実情でしょう。

このたび掲載するのは、「もしも岡田和生氏本人にたずねられるなら」という観点からまとめた質問集です。こんなものを場末の匿名サイトがそっと書きつづっておいたところで、渦中の人の目に留まることは期待できないでしょうが、まぁそこはそれ。このアプローチはあくまで「何が問題」で「どんなところに注目すべきか」改めて点検していくことが目的です。一連の問題を追ってきた立場から、核心に迫るような質問を用意したつもりですから、ご一読のほど。

7つの質問

質問集は、7つの問いで構成しています。内容は主に、ユニバーサルエンターテインメント(UE社)の経営に関連して、岡田和生氏の特別背任が疑われている下記の3件についてです。……用意した質問の多くは、そう、たとえるなら、岡田和生氏にとって耳の痛くなるようなものになっているかもしれません。

岡田和生氏の特別背任が疑われている問題

  • (A)
    会社に断りなく、UE社の子会社であるTiger Resort Asia Limited(TRA)から第三者へ1億3500万香港ドルを貸し付け、そこからオカダホールディングスが1億3000万香港ドルを回収した

  • (B)
    会社に断りなく、TRAから1600万香港ドルの小切手を振り出した

  • (C)
    自身の資産管理会社で土地を取得するにあたって、Universal Entertainment Korea co., ltd(UE韓国)に担保などを提供させた
【導入2】岡田和生氏に疑惑 会社に断りなく多額の送金を指示か

岡田和生氏による不正行為については、ユニバーサルエンターテインメント(UE社)と利害関係のない弁護士3名からなる特別調査 ...


【質問1】

オカダホールディングス(A)の送金に先立って、2013年2月末からSJI香港に18億円を貸し付けていたと確認しております。しかし、この貸し付けについては返済が滞り、結局完済に至らなかったとの話でした。

ある事件の被告人と、岡田和生氏をつなぐ人脈

ユニバーサルエンターテインメント(UE社)の特別調査委員会が指摘した問題に登場する李堅氏と、岡田和生氏。両者の関係は、2 ...

2013年当時、SJI香港の代表を務めていたのは、奇しくも(A)の送金で貸付先になった李堅氏です。

これらの経緯を振り返ると、(A)の送金によって、オカダホールディングスが李堅氏を介してTRAから吸い上げるようにして手にした1億3000万香港ドルは、SJI香港への貸し付けと無縁であったようには思えません。1億3000万香港ドルといえば、当時のレートで20億円弱であり、SJI香港に貸し付けていた18億円に匹敵する規模です。つまり、(A)の送金は、オカダホールディングスがSJI香港への貸し付けで被った損を穴埋めする狙いもあったように見えるのです。このあたりの見解をお聞かせいただけませんか。

【質問2】

(B)の小切手について調べたところ、臼井孝裕氏が関わっていたことを確認しました。臼井氏といえば、岡田和生氏がオーナーを務めるアルゼゲーミング社の代表です。岡田和生氏は、(B)の件について「自分はよく知らない」と主張しているようですが、いまもそばにいる臼井氏にたずねれば、すぐ理解できることではありませんか? この小切手が振り出された当時、岡田和生氏はTRAにおいて唯一の取締役でもありました。それにも関わらず、全容を理解して説明なさろうとしない理由についてお聞かせください。

【質問3】

(C)の件は、オカダホールディングスの完全子会社として設立された韓国法人が、韓国の仁川で土地を取得するにあたって、担保の面などでUniversal Entertainment Koreaに負担を強要したという問題です。岡田和生氏はこの件で設立された韓国法人について、「部下が印鑑を偽造して勝手に作ったもの」と主張して、自身の関与を否定なさっています。しかし、当該法人がオカダホールディングスの子会社として設立されたものなら、将来的にここから利益を得るのは当然、岡田和生氏です。部下が勝手に作ったとおっしゃるなら、その動機や背景についてお聞かせください。

また、(C)の件では、当時ユニバーサルエンターテインメントの管理本部長職にあった方が、岡田和生氏に対して「特別背任罪の規定に抵触する」旨を指摘したものの、氏は受け入れなかったと報じられています。この管理本部長は、のちに取締役から外されましたが、ここに“報復人事”はなかったのでしょうか?

【質問4】

2017年9月にあった記者会見などを振り返ると、(A)(B)(C)いずれの件でも岡田和生氏は「部下が勝手にやったこと」だと主張なさっているように映ります。 これらは「偶然にも大胆な勝手をしでかす部下が続いた」ということなのでしょうか? たとえば、過去にこういったことはなかったと言えますか?

【質問5】

ユニバーサルエンターテインメントがフィリピンでオカダマニラの上場手続きを進めるのは、かねてから公表していた計画に沿った行動です。ですから、岡田和生氏がここに異議を唱えて動いているという報道は、奇異に映ります。

岡田和生、タイガーリゾートの上場阻止を要請 | AGB Nippon
岡田和生、タイガーリゾートの上場阻止を要請 | AGB Nippon

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ユニバーサルエンターテインメントの会長としてご自身が上場手続きに関わらないといけない理由はありますか? 関われなかった場合に見込まれる具体的な不都合があれば、お聞かせください。

【質問6】

オカダマニラの事業では、施設はオープンを迎えたものの、客室は多くで不具合が噴出し、なかなか稼働に至らなかったと聞きます。岡田和生氏は、当初からオカダマニラの陣頭指揮をとってきた旨、自負なさっていますが、これらの監督不足についてはどうお考えでしょうか?

【質問7】

岡田和生氏は、日本で永田町の議員会館をたびたび訪れているとの話がありますし、香港でも中国検察当局に近い人物やメディア幹部に対して、ロビー活動を展開していると聞きます。となると、当然フィリピンでも同様の活動を展開しているという連想が働きますが、このあたりの有無についてお聞かせください。2018年5月にフィリピンで明らかになった、公文書流出の背景には、氏のロビー活動のようなものがあったのではないかと推測しています。

公文書を巡る不可解 岡田和生氏周辺が関与?

ユニバーサルエンターテインメント(UE社)の関係会社であり、フィリピンにおいて統合型リゾート「Okada Manila」 ...





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