ユニバーサルエンターテインメントが模索していた「オカダマニラの上場」に関して、進展がありました。同社は今後、オカダマニラの上場を実現するため、米国ナスダックに上場する特別買収目的会社（＝SPAC）・26 Capitalと合併の手続きを進めていくそうです。
米国市場でのSPACを介した上場手続きのイメージについて知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
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【深堀り】「オカダマニラ上場」――この計画は結実なるか？（1）
2021年になってから、ユニバーサルエンターテインメントは経営戦略の分野において大きなプランを公表した。同社グループがフィリピンで運営するIRリゾート「オカダマニラ」の事業を、米国の証券取引所に上場さ ...
「オカダマニラの上場」に関してわかっていること
この合併・上場については、2021年10月末時点までに下記のようなことがわかっています。
合併および上場手続きについて
- ユニバーサルエンターテインメントグループはオカダマニラの上場に関連して26 Capitalと合意
- オカダマニラは今後26 Capitalとの合併を経て、米国ナスダックに上場する見込み
- 合併と上場に必要な手続きは、2022年6月末までにすべて終える見通し
合併相手・26 capitalについて
- 26 Capitalは米国・ナスダックに上場するSPAC（＝特別買収目的会社）
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26 Capitalのウェブサイト
続きを見る
- 26 Capitralの代表・Jason N.Ader氏は2009～2016年までラスベガス・サンズの社外取締役を務めていた人物
- 過去ベア・スターンズのシニア・マネージング・ディレクターを務めていた時代には、10年連続でカジノ、ゲーミング分野のアナリストとしてトップランクに選ばれた実績もある
- 26 Capitalはオカダマニラの事業価値を26億米ドルと算定した
- 本合併手続きを済ませたあとの会社の取締役会には、26 Capitalから2名の人材が送り込まれる予定
26Capitalの株価
合併に先がけて26 Capitalはプレゼン資料を公表しており、このなかでは将来の展望としてオカダマニラが日本のIRリゾートに参入する可能性についても示唆しています。
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